「文系はプログラミングに向いていない」
そんな固定観念をお持ちではありませんか?おそらくこの記事を読んでいるということは、
「文系だけどプログラミングって難しいから無理だよね…」
と考えてしまっているのかもしれません。
しかし安心してください。必ずしも文系がプログラミングに向いていないとは限りません。
もちろん向き不向きはありますが、自分に合った学習方法などを見つければ、自分の新たなスキルとなり就職活動などでもアピールすることができるでしょう。
文系がプログラミングを習得することはできない?
このように考えている人は多いですが、たとえ文系であっても、プログラミングを習得しIT企業へ就職することは可能です。
一般的に文系がプログラミングに弱いと考えられている理由は
「プログラミングは数学的な知識が必要」
「コンピュータを扱うハードルが高い」
と極端な認識を持たれていることがその要因だと考えられます。
しかし、実際は高度な数学的知識やコンピュータに精通した知識などは特別必要ではありません。
数学的知識が必要となるのは、ゲーム開発やAI・機械学習の分野がメインで、文系・理系を問わず論理的思考力や継続した学習を行える精神的なスタミナ・モチベーションさえあれば誰でもプログラミングをマスターすることは可能です。
また、プロウグラマーやエンジニアに求められるのはプログラミングスキルだけではありません。
基本的にプログラミングによる開発は、個人で行うよりもチーム開発で携わる場合の方が圧倒的に多いので、チーム内でのコミュニケーション能力や、情報伝達力なども重要となってきます。
プログラミングに向いている人と向いてない人
文系理系に関わらず、プログラミングに向いている人と向いていない人がいます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
プログラミングに向いている人の特徴
プログラミングに向いている人の特徴はなんなのでしょうか?
プログラミング学習に向いている人には次のような特徴があります。
- 集中力が高い
- ものづくりが好き
- 忍耐力がある
- 臨機応変に対応できる
- 論理的思考力が高い
それぞれ詳しく解説していきます。
集中力が高い
プログラミング学習にとって集中力は欠かせません。没頭できる能力であるとも言えます。
学習を続けていると、気付いたらつい別のことを考えているという経験があるのではないでしょうか?
プログラミング学習に限ったことではありませんが、特に大学生や社会人でプログラミングを学習しようという人は、限られた時間の中でうまくやりくりしながら学ぶことになります。
集中力がないと、せっかくの時間を有効に活用できずプログラミングの習得が困難になります。
プログラミング学習に没頭できる高い集中力は、プログラミングに向いている人の特徴と言えるでしょう。
ものづくりが好き
幼い頃に、プラモデルを作ったり、機械を分解したりした経験はありませんか?
何かの仕組みを理解したり、作りあげたりすることが好きな人はプログラミングに向いていると言えます。
プログラミング自体も、思った通りに動作するプログラムのアルゴリズムを理解していく作業であるからです。
アプリやゲームを作ることができるプログラミングはものづくりの一種と言えるでしょう。
忍耐力がある
プログラミングに向いている人の特徴として、忍耐力が挙げられます。
プログラミングはその性質上、誤った記述をするとエラーが発生し、プログラム自体が動作しなかったり、思わぬ動きをしたりすることが頻発します。
そのエラー解決と理解が主な学習内容となるのですが、どうしてもこのエラーに耐えきれずプログラミング学習に挫折してしまう人が多いのが現状です。
詳しくはこちらの記事(プログラミング学習の挫折は9割!?理由と対策を徹底解説)
問題のエラーに遭遇したとき、粘り強く調べたり少しずつ書き換えて動作の変化を確認したりする忍耐力が必要になります。
臨機応変に対応できる
プログラミングで発生するエラーは千差万別で調べても全く同じエラーがヒットしない…ということも少なくありません。
これまで経験してきたエラーから、今回のエラーの原因や解決策を推察できる臨機応変さもプログラミング学習を継続する上で必要な能力です。
学習していく上で得た知識は
「何が原因だったか」
「解決に至った糸口は何か」
が分かるようにまとめておくのもおすすめです。
論理的思考力が高い
論理的思考力とは、「複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法」です。
プログラミングでは、「目的の動作を得るために、どんな要素やデータをどのような順番で実行するか」を明確に記述する必要があります。
プログラミングでエラーに遭遇した時も、プログラムの実行フローを把握し、どのタイミングでどのプログラムが動いているのか、どこに修正すべき箇所があるのかについて、論理的思考力に基づいて突き止める必要があります。
論理的思考力は、学習の中で培われていきますので、めげずに取り組むことが大切です。
プログラミングに向いていない人の特徴
それではプログラミングに向いていない人の特徴はなんなのでしょうか?
プログラミング学習に向いていない人には次のような特徴があります。
- 地道な作業が嫌い
- 向上心がなく疑問を持たない
- ほかの意見を取り入れる柔軟性がない
それぞれ詳しく解説していきます。
地道な作業が嫌い
言わずもがなですが、プログラミングは地道な作業が多く、完成させるまではエラーや修正の繰り返しです。
同じような作業の繰り返しであることが多く、完成したシステムやゲームを見れば嬉しい気持ちにもなりますが、日々ひたすらレベル上げのような地道な作業を好まない人にとっては、プログラミングは向いていないと言えるでしょう。
向上心がなく疑問を抱かない
プログラミングの技術はどこまで勉強しても青天井でキリがありません。その中で最新の情報を取り入れ、日々知識とスキルをアップデートしていかなければなりません。
目の前の課題に対して
「どうすればより効率的にできるのか」
「なぜうまくいかないのか」
自分の手で調べたり様々なパターンを試してみたりして解決していく必要があります。
そのように考えたり、手間をかけるのが難しい場合は、プログラミングに手を出すことはあまりおすすめしません。
ほかの意見を取り入れる柔軟性がない
いくらプログラミングを学習しても、全ての知識を網羅することは非常に困難です。
同じ分野で働いていても、それぞれの人が持っている知識やスキルのレベルはまちまちです。
ほかの技術者や同僚の意見を素直に取り入れ、自分の知らない内容については柔軟に受け入れ糧にする姿勢が、エンジニアには求められます。
自分の意見を曲げられない頑固な考えの持ち主はあまりプログラミングに向いているとは言えないでしょう。
## 文系がプログラミングを学ぶには?
それでは、文系がプログラミングを学ぶにはどうすればいいのでしょうか?
この内容については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
さいごに
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