プログラミングを独学で身につけられるのは天才だけ?

プログラミングメモ

「プログラミングって独学難しそう…」と考えている人へ、プログラミングを独学で身につけられる人は天才だけなのか、プログラミングを身につけるために必要なものは何かについて詳しく解説していきます。

また、プログラミング身につけるための効果的な学習方法についてもお話ししていきます。

 

プログラミングを独学で身につけられるのは天才だけ?

まずはずばり「プログラミングを独学できるのは天才だけなのか」について端的に回答すると、天才であることが必要なわけではありません。

そもそもプログラミングが独学できる人の特徴とはなんでしょうか?

頭の回転が速い?数学が得意?

辞書によると才能とは「物事を巧みになしうる生まれつきの能力のこと」とあります。

もちろん情報処理能力が高かったり、数学的思考力があれば、より学習がスムーズになることはあるかもしれません。

しかし、そのような能力だけでは必ずしもプログラミングを習得できるわけではありません。

大切なのは、そのような特別な才能を持ち合わせているかどうかよりも、「継続的に努力し続けられるか」だと考えています。

「プログラミングは苦手…」

「プログラミングを身につけるのは難しそう…」

「自分は賢くないから…」

このように考えてる人でも、正しい学習方法で継続的に努力し続けることができれば、プログラミングのスキルを身につけられる可能性は十分高いです。

自分自身の目的に向けてプログラミングを学びたい、身につけたいと考えているのであれば、まずは学習を続けていくことを最重要に考えてみてください。

 

プログラミングの独学に必要な素質とは

ではどのような人がプログラミングを身につけるのに向いているのでしょうか?

最も重要な素質があります。

それは「プログラミングを楽しめるか」です。

プログラミングと一言にいっても、非常に領域が広く、目的によって学ぶプログラミング言語も異なります。

特に学習を始めたばかりの頃は、初めての場面や知識が多く、大量に発生するエラーに気が滅入ってしまうことが非常に多いです。

大手プログラミングスクールの侍エンジニア塾の調査によると、プログラミング学習者が挫折する割合はなんと9割にものぼるそうです。

また、その学習者に「どのような学習方法で勉強したか」を調査したところ、実に58.3%の人が独学での勉強を行っていました。

その他19.2%は学校での勉強、11.7%の人が企業研修での勉強による挫折でした。

このように、プログラミングの学習は蓋を開けてみると挫折者が非常に多いという特徴があります。

詳しくはこちらの記事(プログラミング学習の挫折は9割!?理由と対策を徹底解説)

時に上手くいかない場合でも、めげずに楽しみながら取り組めることが、プログラミング学習を継続して行うために必要な素質であると言えます。

プログラミングが好きで楽しめるようであれば、高い集中力で取り組むことができ、学習効率が上がるので、効果的にプログラミングのスキルを吸収することができるようになります。

 

プログラミングに向いている人の特徴

プログラミングに向いている人の特徴はなんなのでしょうか?

プログラミング学習に向いている人には次のような特徴があります。

  • 集中力が高い
  • ものづくりが好き
  • 忍耐力がある
  • 臨機応変に対応できる
  • 論理的思考力が高い

それぞれ詳しく解説していきます。

 

集中力が高い

プログラミング学習にとって集中力は欠かせません。没頭できる能力であるとも言えます。

学習を続けていると、気付いたらつい別のことを考えているという経験があるのではないでしょうか?

プログラミング学習に限ったことではありませんが、特に大学生や社会人でプログラミングを学習しようという人は、限られた時間の中でうまくやりくりしながら学ぶことになります。

集中力がないと、せっかくの時間を有効に活用できずプログラミングの習得が困難になります。

プログラミング学習に没頭できる高い集中力は、プログラミングに向いている人の特徴と言えるでしょう。

 

ものづくりが好き

幼い頃に、プラモデルを作ったり、機械を分解したりした経験はありませんか?

何かの仕組みを理解したり、作りあげたりすることが好きな人はプログラミングに向いていると言えます。

プログラミング自体も、思った通りに動作するプログラムのアルゴリズムを理解していく作業であるからです。

アプリやゲームを作ることができるプログラミングはものづくりの一種と言えるでしょう。

 

忍耐力がある

プログラミングに向いている人の特徴として、忍耐力が挙げられます。

プログラミングはその性質上、誤った記述をするとエラーが発生し、プログラム自体が動作しなかったり、思わぬ動きをしたりすることが頻発します。

そのエラー解決と理解が主な学習内容となるのですが、どうしてもこのエラーに耐えきれずプログラミング学習に挫折してしまう人が多いのが現状です。

詳しくはこちらの記事(プログラミング学習の挫折は9割!?理由と対策を徹底解説)

問題のエラーに遭遇したとき、粘り強く調べたり少しずつ書き換えて動作の変化を確認したりする忍耐力が必要になります。

 

臨機応変に対応できる

プログラミングで発生するエラーは千差万別で調べても全く同じエラーがヒットしない…ということも少なくありません。

これまで経験してきたエラーから、今回のエラーの原因や解決策を推察できる臨機応変さもプログラミング学習を継続する上で必要な能力です。

学習していく上で得た知識は

「何が原因だったか」

「解決に至った糸口は何か」

が分かるようにまとめておくのもおすすめです。

 

論理的思考力が高い

論理的思考力とは、「複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法」です。

プログラミングでは、「目的の動作を得るために、どんな要素やデータをどのような順番で実行するか」を明確に記述する必要があります。

プログラミングでエラーに遭遇した時も、プログラムの実行フローを把握し、どのタイミングでどのプログラムが動いているのか、どこに修正すべき箇所があるのかについて、論理的思考力に基づいて突き止める必要があります。

論理的思考力は、学習の中で培われていきますので、めげずに取り組むことが大切です。

 

プログラミングの効果的な学習方法

プログラミングの効果的な学習法のについては以下の記事で詳しく解説しています。

プログラミングを最速で身に付けるための勉強法(https://tech-pro.biz/blog/programming_learn_fastest/)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「プログラミングは才能?身につけるために必要なものを解説」についてお話ししてきました。

 

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