フリーランスエンジニアがやめとけと言われる7つの理由

プログラミングメモ

近年、就職や転職で人気の職業として挙げられるものの一つがエンジニアです。

エンジニアは仕事の性質上、そのスキルや環境によって収入が大きく変わるため、向上心があり自身のスキルアップのために積極的に時間を使える人は高い収入を目指すことも可能です。

同時に現在では会社に囚われず、個人で自由に働く「フリーランス」という働き方も台頭してきています。

今回はフリーランスで働くエンジニアに向いている人の特徴を紹介していきます。

これから、就職や転職を考えている方、フリーランスに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

 

エンジニアとは

一般的にエンジニアというと「プログラミングを仕事にしている人」というふうにざっくりと解釈されがちですが、少し詳しくみてみると、大きく2つの業務に大別されます。

エンジニアのうち、「システムエンジニア(SE)」と呼ばれる職種は、主に開発するソフトウェアやアプリケーションの設計を担当します。もちろんプログラミングの知識は必要ですが、自身でゴリゴリプログラムを書くのではなく、プログラミングするために必要な設計図を作っていく仕事を指します。

一方、エンジニアのうち「プログラマー(PG)」は、システムエンジニアが作詞した仕様書を元に、実際にソフトウェアやアプリケーションに必要な機能をプログラミングによって実装していく仕事になります。

一般的には、プログラマーよりシステムエンジニアの方が年収的には少し高い傾向にあるようです。

そもそもプログラムとはなんでしょうか?

 

プログラムとは

「プログラム」とは、「コンピュータにしてほしいことを順番に記述した一連の作業書のこと」を指します。プログラムを作成するには「プログラミング言語」と呼ばれる人間が扱いやすいように作られたコンピュータに伝わる言語をも落ちいて記述していきます。

プログラミングにおけるプログラムは、例えば運動会のプログラムや料理のレシピなどと同じように、指定された順番通りに実行・処理されます。

 

プログラミング言語

プログラミング言語とは、プログラムの内容を人間とコンピュータの間で相互にやり取りするために作られた言語です。日本語でプログラムを書いても、コンピュータは直接理解できないため、実行してほしい内容をプログラミング言語に置き換えて記述する必要があります。

プログラミング言語はその目的によって様々な言語が存在し、一般的によく使われているプログラミング言語だけでも100種類以上存在します。

例えば、ゲーム開発では主に「C#」や「Java」、アプリ開発では「Ruby」「Swift」、機械学習などの学問分野では「Python」などが使われています。

それぞれのプログラミング言語によって「文法」としてのルールが存在し、きちんとルールに則って記述しなければ、エラーになったり、思い通りに動作しなかったりします。

設計図を作るのがシステムエンジニアの仕事となり、設計図通りに実際に組み立て作業を行うのがプログラマーということになります。

フリーランスの場合は、これらの仕事を一人で兼任している場合もあります。

 

プログラマーの種類

プログラマーといっても、スマートフォンなどで使われるアプリから、金融機関などで使われる大規模なシステムまで、その分野やクライアント別にさまざまな種類があります。

また、一人がシステム全体に携わることもあれば、システム全体のうちの特定のシステムのみを構築する場合もあります。

担当する分野によってプログラマーの種類を大まかに大別すると次のようになります。

  • Web:ECサイト、Webサイトの作成、顧客データベースの構築など
  • ゲーム:ゲームソフトやスマートフォン向けゲームなど
  • 業務システム:勤怠管理システムや社内申請システム、プロジェクト進捗管理システムなど
  • オープン・オンラインシステム:共有クラウド、ネットワーク利用のWeb関連システム開発、オープンソースのカスタマイズ
  • 設備制御:インフラ、工場、研究室、交通機関、制御が必要な設備など
  • 汎用:金融機関のシステムやクレジットカード決済システムなど
  • 組み込み:IoT家電や自動車に組み込まれているシステムなど
  • 通信:ルーターなどのネットワーク機器、通信関連のプログラムなど

 

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる7つの理由

それでは、エンジニアがやめとけと言われる理由について7つ紹介していきましょう。

これをみてがっかりしてしまう場合は異業種を選択肢として考えた方がいいのかもしれません。

  • 収入に安定性がない
  • 周囲の人からのサポートが得られにくい
  • 社会的信用が低い
  • 営業力が必要
  • スキルを伸ばしにくい
  • スキルアップするための自己負担費用が高い
  • 孤独と戦う必要がある

 

収入に安定性がない

フリーランスエンジニアの場合、会社員として働くエンジニアと比べると、毎月安定した収入を得られるわけではありません。

フリーランスの収入は獲得した案件と、ここの案件の単価に依存するため、知名度や信頼が得られるまでは安定性に欠けることが多いです。

多くの案件を達成し、信頼と知名度が上がれば、その分案件の単価が上がり継続的に案件を受注できれば高い収入を得られることもできますが、逆に言えば、案件が得られないと収入がゼロになる可能性もあります。

毎月案件数と個々の単価が変動するので、フリーランスとして安定して案件が獲得できるようになるまでは収入は不安定となるでしょう。

 

周囲の人からのサポートが得られにくい

フリーランスエンジニアは営業、案件の受注から、案件の要件定義、システム設計、プログラミングに至るまで、全ての工程を一人で一括して行うケースがほとんどです。

そのため、黙々と個人で作業を行うことが多く、すぐにわからないことを聞いたりできる人間が周りにないため、周囲の人のサポートを受けるのが難しい傾向にあります。

 

社会的信用が低い

フリーランスはプログラマーに限らず、社会的信用が低いというデメリットがあります。

フリーランスは、企業に雇われていて収入の保証がある会社員と違がって、いつ収入がなくなるかわかりません。

このため、銀行や不動産などのローンの審査に通りにくくなる傾向があります。

同様に、クレジットカードや賃貸契約なども、フリーランスだと通りにくい印象です。

そのため、審査が必要な契約などは、フリーランスになる前にあらかじめ済ませておく方が無難です。

 

営業力が必要

フリーランスエンジニアとして働いていくには、案件を自分の手で受注していかなければなりません。

ポートフォリオなどの作成によって、自身の能力をきちんとクライアントに伝える必要があります。

また、クライアントとのコミュニケーションがうまく取れずトラブルにつながると

「この人とはやりにくい」

「連絡が密に取れないのは困る」

といったことで、以降の案件を任せてもらえなくなる可能性があります。

エンジニアとしての技術力も必要ですが、個人で稼いでいくためには営業力も必要となります。

 

スキルを伸ばしにくい

一般的に企業で働いているプログラマーと異なり、スキルの習得は自分自身で行わなければいけません。

副業での案件は研修などなく、すでに有しているスキルを利用してアウトプットすることのみとなるため、新たにスキルを身につけようとすると、自分自身で別途インプットの時間を設けなければいけません。

日々空いた時間などに継続して学習し続けられる意思と忍耐力が必要となります。

 

スキルアップするための自己負担費用が高い

スキルアップを行うにしても、オンライン講座やスクールに通うなどは自己投資となるため、どうしても自己負担が大きくなります。

今後の案件における単価アップを見据えて先行投資をする必要があります。

 

孤独と戦う必要がある

フリーランスエンジニアは個人での作業時間が圧倒的に多いので、どうしても孤独感を感じざる得ない環境になります。

自宅やカフェ、コワーキングスペースの利用を始め、可能なら同業者のコミュニティに参加して交流や情報収集ができる環境を手に入れることが重要です。

 

さいごに

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